製作年
縫い師 西山成之(香川、山本町)
高さ:5.2m
横棒の巾:3.5m
舁棒の長さ:12.5m
重さ:約2t
天幕は紅白の市松模様、重は桐製の九段で赤い布を縫いつけている。括りは黒のベッチン布で真結びにし四方各角に配し、それぞれの端に房を垂らしている。房は三重の上げ結びの正絹である。木組みは欅作り、又、太鼓は口元径2尺3寸の欅作りである。飾り幕として、布団締めは黒の帯に龍が巻き付いた構図の昇龍降龍一対を四方に配置し、上幕として平清盛の日招きをアレンジし女神や竜宮門をあしらった絵物語にしている。高欄幕として、正面は船屋の氏神様、諏訪神社の社殿、西横には飛龍、鷹と獅子それぞれを配して裏正面に龍と獅子の絡み合いの高縫いであります。